産地との交流

熊本県宮原町へ研修 2005.07.14

広報みやはら 平成17年8月号より抜粋

 畳替えのお客様に最後にお届けするメッセンジャーとして、熊本畳表の良さ、宮原畳表の質の高さ、生産者のご苦労を体験することが大事と今回、い草刈り体験企画しました。生産者の皆様には、ご家族で受け入れていただき、宮原町の人の良さに感動を覚えました。
 皆様のい草に対する熱い思い、土づくりから始まり、いぐさ一本、一本に対するまなざし、い草との会話、一言、一言が心に染みました。朝早くから夜遅くまでの仕事に一緒にお付き合いさせていただき、生産者の皆様のご苦労が大変分かりました。
 体験を終え、今まで如何に安く畳表を仕入れ、お客様に届け喜ばれようとし、自店だけの価値をあげることしか考えていなかったことを反省しなければと感じました。
 しかし、本当の畳の良さをどのように皆様の思いと一緒にお客様に伝えたらよいのか、いまだに考え中です。
 店に帰り今日一日、お客様の畳を作りました。畳表を張るとき、畳を仕上げるとき、畳を敷きこむとき、私自身も皆様のい草一本に対する思いを込めてお届けしました。皆様の思いを少しでも伝わるようにこれからも一生懸命作りたいと思います。

  2005年10月15日

宮原町訪問
  
2005年7月14日

い草刈り体験

 
  2004年6月23日

宮原町訪問
 
2004年2月5日

宮原町畳出荷組合の皆様
久保木畳店を訪問
 
2003年10月5日

宮原町訪問